烏有文集 二〇一九年八月

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2019.08.01 [木] 『ルフランの地下迷宮と魔女ノ旅団』
2019.08.02 [金] エビアン
2019.08.03 [土] フォープレイ
2019.08.04 [日] なつまつり
2019.08.05 [月] アルバム貸出中
2019.08.06 [火] 三体
2019.08.07 [水] YU-NO異世界篇
2019.08.08 [木] 「影紡し篇」ラスト
2019.08.09 [金] 話し声フェチ
2019.08.10 [土] リフトウォー・サーガ
2019.08.11 [日] 写真まとめ
2019.08.12 [月] はちみつを買ってみた
2019.08.13 [火] リフトウォー・サーガの感想文
2019.08.14 [水] 巨峰食す
2019.08.15 [木] 台風十号襲来

2019.08.01 [木]
『ルフランの地下迷宮と魔女ノ旅団』

どんなに忙しくっても、ときおりゲームを遊ぶことは忘れません。いま遊んでいるのは、数年前に発売されたタイトルの『ルフランの地下迷宮と魔女ノ旅団』です。あるマップでなかなか敵を倒せず苦戦していたのです。それで攻略が一年半くらい停滞してました。原因はなにかがわかるまでは困ってました。あるとき結魂書の内容を確かめていたのです。すると、ここに配置されたメンバーは大幅に防御力がダウンするとの注意書きがありました。すべての苦戦の元凶はここにありました。即座に結魂書を別の物に差し替えました。ただそれだけでこれまでが嘘のようにストーリーを進めることができるようになりました。それで面白くなってきて、いまはこのタイトルを集中的に遊んでいます。

以下、スクショを並べます。

 

これまでの洞窟シーンとちがうマップに入りました。
メルヘンちっくだけど、どこか不気味な樹海です。

 

ダンジョン探索RPG、ウィザードリイ型というか、マイトアンドマジック型です。
ただひたすらマップを埋めていく日々。

 

これが結魂書の設定画面。
データがこまこま並んでいるのがわたしは面白い。

わかる人にはわかる。キャラクターの名前は、FT小説『時の車輪』の登場人物の名前を借りています。わたしはビルギッテ推しなんだけど、たぶん、ほとんどの人には伝わらない。伝わらないのわかってるんですけどね。

続編の発売も決定してます。Vita版も出るのかな。PS4だと起動する確率が減る気がする。Vitaはいつでも手軽に始められるのがいいのですよね。っと、リモートプレイをすればいいだけなんだけどね。

 

*

このまえ買った『三体』を読みはじめました。第1部の全三章を読み終えたけど、面白くなる予感しかしない。SFを読むのがひさしぶりなら、中国語からの翻訳をハヤカワで読むのもはじめてだし、大森さんなどの翻訳というのもまた味があっていいなと思う。目次を見ると、歴史上の人物の名前がちらちらして、中国古典を踏まえたりしたシンボリックな配置の妙をかんじて、はやくそこまで読み進めたい気持ちになっています。いいなあ、いいなあ。

2019.08.02 [金]
エビアン

ブックオフでCDを買ってきました。中古ショップなので、ぜんぶで5000円もしなかった。

ひさびさにエビアンを飲みました。わたしはヴォルビック派です。硬水よりも軟水のほうが体質に合ってる気がします。ずっと飲んできた家の井戸水も軟水だったからでしょうね。

2019.08.03 [土]
フォープレイ

昨日買った音楽のうち、「フォープレイ」の音楽が聴きやすかった。三度くらい繰り返し聴いてました。地元のデパートの放送でもときおり流れるような音楽に似ている。聴いた瞬間、あ、デパートだ、と思ったくらいでした。

そして仕事に行く直前、元気が出ないので、チャットモンチーをひさしぶりに聴きました。歌声とリズムがいいですね。聴いていると、気持ちがほくほくします。

2019.08.04 [日]
なつまつり

持っているお気に入りCDの数枚と、漫画「アクタージュ」の既刊7冊を友人に貸しました。夕方から地元の祭に行ってきました。ビールとお好み焼きと唐揚げ買って、夕涼みをしてました。夕暮れに耳にする喧噪と夏の夜に映える灯りのかずかずはいいものでした。

2019.08.05 [月]
アルバム貸出中

これまでに聴き込んできたアルバムの音楽の一曲一曲に、自分なりのコメントをつけて、サイトの1コンテンツとして公開したい衝動に、ここ数年、駆られ続けています。ほかの人にとっては些細なことに感じられるにせよ、自分にとっては、何十年と聴き込んできた一曲一曲であったればこそ、自分のなかになにかひとつのメルクマールとして、そこに価値を見出すことのできる路程として、いま、この時点での、ここまでのことを想ってきているという証立てをしてみたいという、そういう気持ちでいることは確かなんですよね。

友人に、これまでに聴き込んできたアルバムの数枚を貸したことが直接のきっかけです。貸したときに、自分はこのアルバムにはこういう思い出があるということを、ミニコメントのようにして、直筆の手紙にしたためて、一緒にわたしました。そのコメントを書いているときに、本当はもっとこまこまと語り伝えたいことがありました。そういう側面を、いわばひとりがたりの形で、サイト、WEB上に、ちまちまと書き連ねて行ってみたい衝動にいま、駆られているわけなのです。それはまがりなりにも自分ひとりの衝動であって、自分が自由にできるスペースに自由に描くという、WEBスペースならではのことであるから、誰に反対されるもなく、やってみたければやればいいんでないのというその精神で、突っ走ってみるのもありかもしれません。やってみようかな。ダメなら、ひっこめればいいだけだし。どうせ厚顔無恥な自分は、いったん公開すれば、ちょっとやそっとのことではひっこめたりはしないんだろうし。

伊集院光の月曜JUNKを聴きました。男汁な放送だなといつも思います。とはいえ、これを楽しみに聴いているつわものな女性もまたあるのでしょうけれど。アシスタント選びはどういう方向に決着がつくのでしょうか。こういうラジオの放送のスタッフって、わたしはその価値がいまいちわかっていないのですが、そういえば、中学時代に聴いていた、KBS京都の、22時台の、「はいぱぁナイト」火曜日で、放送作家になることのできる企画が頭から離れないのです。はがき職人から、ラジオスタッフになるという道のりをわたしはそのある程度の長さの有ったラジオリスナー歴の中で、ひんぱんに耳にしていたのですが、放送作家とはどういう人たちなのか、いまいちよくわかってませんでした。しかし、いまでも聞いているラジオ放送の、パーソナリティが気持ちよく語っている内容は、台本があって、その台本を書いているのが放送作家だといいます。ということは、パーソナリティの話をわたしたちは聴いているようでいて、実は、放送作家の書いているものをわたしたちリスナーは受け取っているだけということになるようです。ほんとうは、パーソナリティの話を聴きたいのにもかかわらず、ちがうものを受け取ることしかできていないんだってことです。その人の素の言葉を聴きたいなら、じかに話せるような人間関係にならなければならない、つまり一般人には無理なんだよねということですね。仕方ないけど、かなしいけど、これが現実なのですよね。結局、他者の創作物を読んでもらっていて、それを聴きとるだけという動作なんですよね。悲しいなあ。

2019.08.06 [火]
三体

「三体」を読んでいる。一つの世界が終わりを迎えて、つぎの世界が開始される。このゲームの行き着く先、ゲームクリアの条件はなんだろうとぼんやり考えてみる。またこのゲームをプログラミングするとして、どういった設計がそこになされてあるんだろうかと想像してみる。ノーマンズスカイみたいな、自由な宇宙をそこに想像したくなる。仕事の休憩時間にちょこちょこっと読んでいる程度だけど、面白さがじょじょに広がってきてる感覚がある。

2019.08.07 [水]
YU-NO異世界篇

深夜アニメの『YU-NO』をいつも見ています。見逃した先週の放送分からは、異世界篇がはじまっている。原作ではきわどかったシーンが、マイルドなものに差し替えられています。今日の放送では、セーレスが出てきたけど、やっぱり全般的に、PC版、SS版のときのキャラクターのビジュアルのほうがわたしは好きかな。どうしても幼い感じがしてしまいます。

異世界篇は一本道ストーリーだし、それほど話にのびはないんだろうけど、どういう風に決着をつけるのか、楽しみにしている側面はあります。学芸会レベルにおもえる面もあるけど、もとから原作が好きだから、ラストまでは観ることになりそうです。

2019.08.08 [木]
「影紡し篇」ラスト

二日で6時間しか睡眠をとらずに、今日は友人と昼から話し込んでました。なんども欠伸をするわたしに相手はあきれてました。慢性的な寝不足だけど、寝るのがもったいなくって、ギリギリまで起きてしまうから、脳のパフォーマンスはかなり低下しているのでしょうね。効率の悪きこと、きりもなしという具合です。

帰りの電車の中で、Vitaの『ひぐらしのなく頃に 粋』を遊びました。「影紡し篇」がようやくEND回に到達しました。連続殺人の犯人となった夏美がさいごのさいごで友人に救われるはなし。ここまで悲惨な事件の連続だったこともあって、気持ちも上向きになれるかなと期待し始めているところです。夏美は心の中でたくさんの気持ちを抑え込んできた子だからこそ、これ以上、悲惨な目にあってほしくなかった。キーマンだと思っていた巴も亡くなり、知人、友人もその手で殺めかけて、救いがないように見えていた。だからこそ、さいごに友人の手によって、鬼の道に堕ちる寸前で救われる展開は、光が見えてきたなという気持ちにさせられた。

夜は、アルコールを飲みながら、知らないうちに寝落ちしておりました。

2019.08.09 [金]
話し声フェチ

8日の夜、BSで「ダンベル」の最新話を観ました。ダンベルはスルメアニメだと思う。OP、ED、両方、知らないうちに中毒していて、見られるチャンスがあれば、見ておきたいと思わせるなにかがあります。「肉のお兄さんだよ~」というセリフは聴いていると、若干、おぞましいのだけど、でも、あのスマイルをおもうと、チャンネルをひねりたくなる常習性があります。かといって、自分で体を鍛えたくなるかといえば、そんなことはなく、見ているだけで満足なんですよね。

今回、ロシアからの刺客、銀髪の女の子が初登場でした。これを見ながら、かつてあったアニメ「ベン・トー」を彷彿しています。キャラクターの身体の描かれ方とか、一部のキャラの造形に、似たものを感じ取っています。

寝る前に、『輪るピングドラム』のブルーレイのオーディオコメンタリーを流してました。幾原監督とスタッフのトークを聴きながら、夢の中に入っていきます。誰かの話し声を耳にしながら眠るのは、FM放送を聴いていたとき、オールナイトニッポンを聴いていたときと同じで、わたしの成長期からインプットされているリラックス法のひとつなので、やっぱり誰かの声を聴いていてこそ、気持ちが安定します。

声って偉大だなあと思います。LPモードの使えるMDラジカセをひとつ再購入しておきたいかな。かつて録りためたラジオドラマとか、FM放送とか、そういうのをBGMにして部屋を満たしていたい願望がさいきんふつふつと湧きはじめているのですよ。中古ショップを回ってみようかな。

2019.08.10 [土]
リフトウォー・サーガ

愛知トリエンナーレの「表現の不自由展」の企画の中止について。わたしは企画は企画でそのままでも構わないけれど、これを奇貨として、ひとりひとりが問題の本質を熟考するのがいいと思いました。いまの時代に、芸術という名のもとにどんな行為がまかり取っているのか、現代を読み解くのに十分な材料が今回の問題には兼ね備えられていたように思います。

批判、批評の舞台で、言いたいことのある人は言葉を投げかければいいと思ってます。ガソリンをまくとか、そういう暴力行為によって、あるいは、言論封殺のような形で異論を許さないような形式に持っていくとか、そんなことは不毛でしかない。表現を不自由にさせるのは、相手方の心理であるからこそ、人間の特質を論じるべきで、それをもとに、政治的側面や、人道的側面、倫理的側面、などが関係してくるから、これと絡めて、ひとりひとりが思うことを述べられる環境がこの社会にあればいいと思う。またこれはひとりでもできることだから、有意の相手の意見を目にしたいと思っている。

2019.08.11 [日]
写真まとめ

きょうはツイッターに先出しした写真をまとめてアップします。
二日ほど前に食べたぶどう――デラウェアの写真です。ちゃんと一房を食べたのは二年か、三年ぶりでした。今季は巨峰も食べておきたいな。数日前から桃を食べたいと願っているのです。フルーツに飢えているわたしであります。

 

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地元のKALDIで買ってきました。レモンとライムのアイスティー(バッグタイプ)です。
買ってきてさっそく三つを使って、一リットル作りました。皮が使われてあるので、ビターテイストでした。この暑い時期に、ぴったりの飲み物です。砂糖とか、甘味を入れて飲むのもありかもしれません。

 

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こちらは妹の四国土産。姪っ子が四国で開催された野球の大会に出ていて、応援にいった妹がいろいろ買ってきてくれました。坊っちゃん団子という、夏目漱石を引き合いに出したお菓子とか、パッケージが面白かった。こゆいお茶がすすみます。

2019.08.12 [月]
はちみつを買ってみた

酒の量販店におかれていたはちみつを買ってきました。ドイツのメーカーが作ったもので、ハンガリー原産のアカシアから採れたものです。ふたを開けて、スプーンですくって、そのままなめてみました。いやみのない、自然な甘味がうれしい、比較的あっさりしたはちみつです。昔話の、小僧さんに内緒で水あめを舐める和尚さんの話を思い出しました。あの昔話を知ったとき、いつでもちかくに甘いものがある環境がうらやましかったけど、わたしも同じことをやってみると、やっぱり、子供の頃の夢が実現したような気がします。安い夢かもしれませんが、幸せとは、つまりこういうものなんでしょう。いや、食欲に負けてるだけなんですけど。

 

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2007年に新装版として刊行された、リフトウォーサーガの第一部①を本棚から出してきました。刊行当初、読もうと試みたのです。しかしどうもうまく読みこなせなくて、途中になってました。一巻すらすべて読み通せなかったはずです。読みたい興味と、読みこなしている感のバランスがちぐはぐになったので、読む気が失せてしまったのです。これはわたしの責任であって、本の内容の責任ではありません。また、わたしの読む能力の欠如によるものなので、読む力も向上したいまであれば、ちゃんと読み通すことができそうです。

初日は、100ページほど、読みました。魔術師見習いという、ファンタジー小説にありがちの王道だけど、主人公のパグがこれから、どんな研鑽を積むことになるのか、楽しみばかりです。

2019.08.13 [火]
リフトウォー・サーガの感想文

○リフトウォー・サーガ第一部①『魔術師の帝国』の感想

a) 熟練の魔法使いのもとで技術をまなぶ駆け出し、見習い、新人の主人公という設定は、マジカルランドのようなコミカルタッチの作品もあれば、ベルガリアード物語のような王道ストーリーもあって、話に安定感が生まれる。丁寧に語られれば語られるほど、鍛錬の初期からの、主人公の葛藤も手に取るようにわかるし、自分の身近にひきよせて、物語を楽しむことができる。とくに十代半ばのまだ若い精神が対象になっているからこそ、とうのたったわたしのような大人でも、幼いころにあった前向きな気持ちを思い出して、話の先行きに期待したい気持ちが湧いてくる。

ヒロインとして確定させて良いものか、ほかに該当者があらわれるのかもしれないが、いまのところ、公爵の娘のカーラインがいい味を出している。ツンデレさんだけど、パグの無神経さに腹をたてて拗ねるあたり、かわいらしいところがある。そもそもこの年代の男の子の無神経さは筋金入りだ。ほんとうは気になっていても、気にしてない態度を取りたがるものだし、身分の差など関係ないと相手が思っていても、騎士物語なんてものを下手に知っているだけに、どうしても無邪気に好きを好きと宣言することのできない側面がある。その不器用さも微笑で受け入れてあげるくらいの寛容さを得るには、カーラインにもそれなりの経験を積むだけの年月が必要になってくるだろう。野心を目の前にちらつかされれば、パグのような男の子だったら、引きさがるのは火を見るよりもあきらかなのだけど、そこを読み切ることの出来ないのは、やっぱりまだ互いにお子様の恋なんだろうね。

まだ想像の中だけで語られるツラニ族の話は、魅力的かそうでないかを決めるだけの材料が集まっていない。異種族との邂逅が今後、描かれるのかどうか。

2019.08.14 [水]
巨峰食す

小林秀雄全集の「批評について」などを読む。「永遠の良人」の批評文をよんで、新潮文庫版『永遠の夫』を読みたくなった。冒頭十数ページを読んでみて、状況はわからないけど、小林の批評文によれば、この小説はラストまでしっかり読むことで、ようやく小説の全貌がわかるようになっているらしい。

巨峰を食べる。今季初。季節のものというより、お盆に無理から合わせたものという気がして、人為的なものを思わせられてしまう。でも、ひさしぶりの味わいに舌鼓をうちました。

2019.08.15 [木]
台風十号襲来

お盆の時期に合わせたように台風十号がやってきます。そんな日であろうと、わたしは夜勤でした。行きは雨は無くて風だけで、風は追い風だったので、自転車をこぐ必要もなくて、ラクチンのご出勤でした。仕事中も空模様が気になって、頻繁に外を眺めたのですが、しっかりとは外の様子を捉えることのできない不透明なガラス越しなので、よくわかりません。仕事を終えて、外に出てみれば、今度は風は弱いけど、雨量がかなりのものになってました。合羽を着て、チャリを漕ぎましたが、途中、雨が目の中に入って、ちゃんと前が見えなくなりました。三度ほど、自転車を止めて、目の周りを手で拭いました。わたしは眼鏡の人なのですが、眼鏡をしていても、ちゃんと雨水は目に入ってきます。ふだん水泳をしないわたしも、ひさしぶりに目が水分に飽和してうるうるする感覚に懐かしさを覚えました。泳ぐときと同じくらいに目の周りに水が踊ってる感覚があって、すばらしく気持ちの良い降雨でした。家に帰って、タオルで髪を吹いたら、あとは冷房の利いた部屋でゆっくりするのでした。

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Author : sougen

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