烏有文集 二〇二〇年三月

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2020.03.01 [日] 高校の卒業式があったらしい
2020.03.02 [月] 『サンザシの樹の下で』
2020.03.03 [火] ひなまつり🎎
2020.03.04 [水] 『ひぐらしのなく頃に 粋』
2020.03.05 [木] 『ベルカ、吠えないのか?』
2020.03.06 [金] ひぐらしをきょうも
2020.03.07 [土] クリーム系のヌードル
2020.03.08 [日] クラブハリエのおいしいバアムクーヘン
2020.03.09 [月] プレミアファンタ!
2020.03.10 [火] アーケインの光のやつがああ
2020.03.11 [水] ほたるいか食べる
2020.03.12 [木] もったいない本舗さんのこと
2020.03.13 [金] コロナウイルスのこと
2020.03.14 [土] 中島敦成分注入
2020.03.15 [日] たらの料理をつくりました

2020.03.01 [日]
高校の卒業式があったらしい

地元の大手デパート(デパートという表記もいまどきアレなんだけど、デパートというのがたぶんもっとも適していると思われる建物なのであえてこう呼びます)の創業周年日にあたっていて、でも、武漢肺炎(新型コロナウイルス)の影響で人の入りはいまいちだったように思います。3月1日は日曜日でしたが、制服姿の高校生のグループが目立ちました。わたしは夕方まえくらいに店舗にいったのですが、卒業証書の筒を持っている子たちもいれば、花束を抱えている子もいました。2日から休みに入るから、繰り上げで日曜日にも関わらず、今日のうちに卒業式を決行したのかなと想像しました。

姪っ子はちょうど小学六年なので、卒業式までのあいだが休みになってしまい、けっこうぶつぶついっていたそうです。そりゃそうですね。わたしが学校に行くのは積極的ではない派だったので、休みになったらなったでラッキーと思っていたことでしょうけど、クラス内に仲間がいて、楽しく過ごせる環境が整っていたなら、学校に行けなくなることに苦痛を覚えていたはずです。私にはない感覚なので、想像でいってますけど。

芥川賞受賞作『背高泡立草』を読みました。一読しての感想は、【聴き流せる小説】というものでした。使わなくなった敷地の草を一族で刈りに行く話です。メインの話の中に四つの時系列の異なる挿話が組み込まれている。それぞれに重要な連関の見られるわけでもなく、ふむふむ、そうかそうか、と読み進め、そのときどきに、雑感を受け止めながらラストまで読み終えたなら、特にこみ上げる感懐もなく、なるほどそうか、といって本を閉じるまでが一連の作業になりかねない読書でした。中身がどこにあったのかよくわからない読後感です。この小説の秘密はどこにあるんだろう。わたしにはわかりませんでした。

2020.03.02 [月]
『サンザシの樹の下で』

チャン・イーモー監督の『サンザシの樹の下で』を観ました。

――wikipediaより

『サンザシの樹の下で』(さんざしのきのしたで、原題:山楂樹之恋)は、2010年の中国映画。チャン・イーモウ監督が『活きる』に次いで再び文化大革命を題材とした恋愛映画。

文化大革命を扱いながら、中国の意向にも沿っているからこそ、世界に向けて公開することができるということがあると考えると、ある意味、内容のどこかに、正当化の作法が組み込まれているのではないかと勘繰ってしまいます。もちろん、日本兵の残虐性について言及される部分も冒頭にありました。サンザシが赤い花をつけるきっかけは、日本兵の所業によるものであるとされますし、実際、作品においてそのように描かれることに、わたしは心に含みをもつ者ではありません。もっとも、この側面においては、のちにサンザシが赤ではなく、白い花をつけることから、言外にメッセージ性を託しているというのも感じているのです。

主人公の静秋(ジンチュウ)は画面で見ていてもまだまだ幼く、12、3くらいにしか見えない。まじめで、すれていなくて、傷つきやすくて、抵抗力もほとんどないように見える少女です。恋の相手役である三老、孫建新(スンジェンシン)もまた好青年で、見ていて気持ちが良いのだけど、この二人の恋は、時代背景もそうだし、静秋の母親の抵抗もそうだし、労働改造所や出身についての引け目もあって、波乱に満ちた展開の末に、悲劇に終わってしまう。

白血病にかかったのは、放射線被爆によるものかなと思いました。どんな労働に実地にあたっていたのか、わたしにはよくわからなかったけれど、同僚のなかにも白血病になった人があったみたいだし、労働環境絡みの疾病じゃなかろうかと思いました。そのあたりは、多少ダークな側面を感じました。

たまに中国の映画を観たくなります。一度目は母親が静秋に父親との思い出を語るところ、二度目はラストのスンとジンチュウの涙のシーン、この二つの場面で思わず泣けてきました。泣いたあと、心のデトックス効果なのか、体調がすっきりしてしまいました。涙を流すことは身体にもよいことですね。

2020.03.03 [火]
ひなまつり🎎

ひなまつり🎎でした。桃の節句というのですね。この時期に桃の花が咲くのか、桃の実がなるのか、よくわからないけど、スーパーの売り場で見かけていた「ひし餅(菱餅)」を買いたくなる瞬間が何度もありました。でもそういうのは本式の作られ方をしたものではなさそうです。工場生産の、形だけはそれっぽい何物かみたいなものだろうから、いまの社会で、ちゃんとしたものを食べるのは難しいことだと思います。

もう一か月前になるんだけど、ひな祭りのコーナーにあった、生姜と砂糖の糖衣のついた、かき餅風のパックのお菓子を見つけて、一袋購入したことがありました。ふだん見かけないメーカーのものだったので、お試しで買ってみたのです。買ってすぐに開封して食べましたが、さくさくしていて、甘いのと、生姜の風味の爽やかなのとで、思いのほか美味しかった。ひなまつりらしいことって、わたしにとってはそれくらいしかなかったです。

まだ妹が小さかった頃は、毎年ひな人形を出して飾ってました。わたしが飾るのでなく、両親が飾っていたんですが、同様に、端午の節句のときには五月人形を出してました。子供がいないから、そういう文化とは縁遠くなってます。いまもひな人形や、五月人形は、高価なものが多いので、もしわたしが結婚していて、子供ができていて、人形も飾るようなことになっていたら、どちらかの親の負担も大きかったんだろうなと思います。というかこういうのは両親が買うのでなく、どちらかの祖父母の家が用意するものみたいなところが田舎のしきたりみたいな決まりとしてあるような気がします。

ひなあられのチョコのついてるやつは好きです。柿ピーのチョコのはちょっと苦手。なにがちがうのか。

2020.03.04 [水]
『ひぐらしのなく頃に 粋』

Vitaのゲーム『ひぐらしのなく頃に 粋』の「宵越し編」をクリアしました。クリアといっても、アクションゲームでなく、アドベンチャーゲームなので、プレイヤーがすることは、ぼたんをぽちぽち押して(ときにオートモードも使いながら)、テキストを読むだけですけれど。

「罪滅ぼし編」を遊んでいると、選択肢が出ないままに、第一のバッドエンドに突入しました。分岐のフラグが立っていないので、いったんシナリオはここで止めざるを得ません。そしてもう一つ出ている「宵越し編」をはじめて、それをラストまで読んでいきます。これも初回は第一のバッドエンドに入りますが、すぐに途中の選択肢で、別のものを選ぶとトゥルーエンドに向かいました。そして「宵越し編」クリア。そのあと、「罪滅ぼし編」に戻って、前は出なかったところに出るようになった選択肢を選んで、シナリオをすすめます。現在、「罪滅ぼし編」を読み進めている途中です。

雛見沢の怪死事件、猟奇事件の原因はなんだろうという謎が、シナリオを進めるごとに、暗澹とした空気と共に立ち込めてくるのですが、そのひとつのヒントというか、トンデモ系の内容がクローズアップされて、「罪滅ぼし編」で描かれます。鷹野三四の性格、ふだんからの行動、会話の途中に挟んでくる不敵な笑み、そういうものを彷彿させる、ある種、人をけむに巻くような頓狂な説が語られていきます。オカルトマニアとしての三四の性格を思えば、話に無理はないけど、内容には眉にいくら唾をつけても足らないくらいのお話です。

でも、この作品、ほんとにすっきり終わるのかとても不安になってきます。プレイももう四年目です。そろそろラストまで駆け抜けたいけど、まだ120時間を過ぎたあたりです。長い!

2020.03.05 [木]
『ベルカ、吠えないのか?』

映画「マルセイユの決着(おとしまえ)」を観ました。
ツイッターに載せた寸評です――

いまはもうはやらないけど、男の美学みたいなものを感じさせる作品でした。自分の名誉を守るために、自身の名を汚した落とし前をきっちりつけて、筋を通すところに、現代ではなかなか見ることのない男の意地を観た気がします。これは虚栄心なのか、名誉心なのか、どっちなんだろう。面白かった。

音楽も大人しめで、雰囲気の感じられる映画でした。心にずしりとくる重厚感もありました。なかなか見ないタイプの映画で満足できました。

 

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また、古川日出男さんの『ベルカ、吠えないのか?』(文春文庫)も読み終わりました。これも読書メーターに載せたコメントから転載します――。

仕事の休憩時間に読み進めました。タイムスパンの広い小説で、ある犬の血脈の広がりと、20世紀の世界を股にかけての、各地域のつながり、関係性を疎かにしない物語は、読み終わった後に概観をまとめてみると、蜘蛛の巣のように細かに張り巡らされた連関の物語という印象を抱くに至りました。バラバラに起こった事件、事象のように思える各国の歴史的事実も、互いに関連を持ちながら、起こるべくして起こっている。それは一族の血脈のように、どこかでどのようにかして、すべてはつながっている。面白い視点だと思いました。読んでよかったです。

つぎは、同じく古川さんの『LOVE』(新潮文庫)を読みます。

2020.03.06 [金]
ひぐらしをきょうも

『ひぐらしのなく頃に 粋』を集中的に遊んでいます。基本の設定は同じなんだけど、シナリオごとに微妙に、あるいは非常に展開が変わってきて、それぞれのシナリオに良さがあります。今回は誰が闇堕ちするのか、誰の周りがきな臭くなるのか、でも、通して遊び終わったときに、果たして納得のいく説明は与えられるんだろうか、などなど、面白いんだけど、不安も覚えながら、ゆっくりゆっくり進めてきていて、現在四年目です。そろそろ130時間になろうとしています。

はじめは圭一が疑心暗鬼に駆られて後戻りのできないところまで突っ走っていくシナリオでしたが、最近遊んだものは、校舎の二階の屋根の上でのレナとの決闘という熱い展開もあって、すこし見直しました。(理詰めで考えようとするんだけど、頭に血がのぼってしまって、ある種ばかっぽくなってしまう圭一が、わたしは苦手であったりします。)そもそもこのゲームにお気に入りのキャラクターがいるのかという話ですけど、これといってはない感じです。しいて挙げるなら、梨花ちゃんなんですが、これは『仙窟活龍大戦カオスシード』のなかでとくに気に入っているキャラクターが王蒼幻であることと理由は一致しています。いくつもの人生を観てきた、普通の人の知を超越したところで生きている存在として描かれるからこその面白さ。というところにわたしが関心をもつ部分があります。

2020.03.07 [土]
クリーム系のヌードル

コンビニで買ってきました。たぶん火曜日に出た新商品です。

 

 

クリーム系のヌードルは苦手な味のものが多いけれど、これは普通に食べられました。とろみの強いのが若干うえっとなりましたが、でも全体としてはお気に入りの味でした。

えびの系統の食べ物をさいきん口にする機会が増えています。職場の自販機でも、えびのビスクという飲料をよく飲んでましたし、すこしまえにカラムーチョの海老系の味のものを好んで食べてましたし。

毎週、新商品はどんなのがあるかなと思って、コンビニを覗くのが習慣になっています。缶チューハイも毎週新しいのが出てるので、飽きません。

2020.03.08 [日]
クラブハリエのおいしいバアムクーヘン

仕事先に入っている業者さんからいただきました。

 

 

クラブハリエのバームクーヘンです。滋賀で有名なところは、という質問に、答えに窮した滋賀県民が答えがちなのが「クラブハリエ」といわれている、そのクラブハリエです。ふつうのチョコレート味のバームクーヘンかなと思って開けて見たら、外側は糖衣になっていて、穴のところに、チョコレートがつまっている。糖衣のあまさと、生地のほろ苦さと、チョコレートのねっとりした旨味甘味がうまく合わさって、舌も十分に喜ばされて、一日の疲れが吹っ飛びました。

期待する以上に美味しかったのです。これは機会があればまた食べたいな。

2020.03.09 [月]
プレミアファンタ!

何か月か前にツイッターでみかけていた、プレミアファンタが出ていたので買ってきました。

 

 

これか。ミニッツメイドのロゴもついていて、たしかに味もミニッツメイドっぽかった。それぷラス炭酸という組み合わせですね。炭酸はすこし弱めでした。味はコクがあって、甘さは控えめです。ピューレが入っているという印象は薄かったけど、たしかにひっくり返すと沈殿物が対流してました。美味しかったです。

 

 

そして「新潮4月号」を買ってきました。その日のうちにざっと読みたいものを読んでいきました。筒井康隆さんの短編が面白かった。手慰みで書かれたような感じもあるけど、安定感があって、読んでいるとその軽口に導かれて、もっと読みたい気持ちをそそられました。

2020.03.10 [火]
アーケインの光のやつがああ

ディアブロ3をひさしぶりに遊びました。やはりアーケインの光が手ごわい。いつもこいつに手こずります。

 

 

現在PL(パラゴンレベル)は110。モンクの♀がメインキャラです。衣装は装備品のフォルムを変更しています。軽装である風を装わせています。

2020.03.11 [水]
ほたるいか食べる

きょうの休みは料理を作りました。一品目はホタルイカの料理。下には春菊を使っています。

 

 

二品目はタイの米麺を使ったメニュー。これには水菜を入れています。

 

 

米麺ははじめて用いる食材でしたが、これまでにない食感で、食べてみて面白くもありました。腹持ちもよいかんじです。

2020.03.12 [木]
もったいない本舗さんのこと

このところ、古川日出男さんや関裕二さんの本を買うのにAmazonを利用することが多くなっていました。マーケットプレイスでは、「もったいない本舗」さんの商品を購入することが多くて、自然とカレンダーカードが増えてきています。

 

 

写真は3枚だけですけど、ほかにも届いたけれど捨ててしまったものもあって、たぶん今月の分は家に6枚くらい届いていたかと思います。このもったいない本舗さんの商品はしっかりと選別されていて、たしかなものだけが届けられてくる印象があるので、少しずつ信頼を置くようになりました。ほかに似た価格帯で出している業者さんがある場合、それとわかればいつもこの業者さんを指定するようになりました。なかには線が引かれてあったり、汚れているものを平気で出品する業者さんもありますから、ここはほんと良心的だと思います。

2020.03.13 [金]
コロナウイルスのこと

新型コロナウイルスのニュースが連日メディアを騒がせています。わたしはこれを武漢肺炎という名称でこのサイト上にも書くことがありました。地域の名前を出すことは、風評被害をもたらすこともあるということを、ネットの友人であるらんさんも指摘されていて、たしかにそれはあるなと思いました。とはいえ、エボラ出血熱のエボラもアフリカの村の名前であったりしますし、ほかにも地域の名前のついているものはあって、なにより、今回のウイルスの問題は、人為的かつ作為的に、悪意ある人の手によってばらまかれた可能性があるというところにあります。武漢にはウイルスを戦略上、管理、研究する機関が存在していて、そこから漏らされたという可能性をいわれているからであります。だからこそ、これを単に新型コロナウイルスというだけで本当にいいのかどうか、わたしにはわかりません。中国の宣伝活動では、日本においては日本コロナウイルスと呼ばれたり、アメリカにおいては、美国コロナウイルスと呼ばれたりすることがあって、責任のなすりつけあいともいえるようなひそかな争いが起こっているからです。

コビッド19がいいのか、新型コロナウイルスがいいのか、それとも地域の名前を付ける方がいいのか、どうなっていくのでしょうか。じっくり座してことの展開を待とうと思います。

2020.03.14 [土]
中島敦成分注入

出勤前に中島敦の「耽美派の研究」をすこしだけ読みました。

 

 

一時期、あけても暮れても中島の文章を読んでいました。いまは熱も冷めて、ほかの書き手と同じレベルですぐれた文章を書いた作家のひとりという位置づけで自分の判断を定めていますが、当時ののめりこみの凄まじさから、彼の小説をふたたびじっくりと読めば、またのめりこんでしまうのではないかという恐怖心にほんのわずかながらさらされる気持ちがあるのも事実です。

2020.03.15 [日]
たらの料理をつくりました

料理をつくりました。

一品目は温野菜――。
塩コショウ+コンソメ+バターです。
下ゆでもして、歯ごたえはちゃんと残しています。

 

 

二品目はたらをつかったメニュー。
デュグレレ風とボンヌ・ファムの二つを組みあわせたものです。
パセリのみじんとたまねぎのみじんは、本来、魚の下に敷くものだけど、食べやすさを考慮して上にかけるようにして盛り付けました。

 

 

休日らしいことができて、リラックスできました。

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Author : sougen

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