烏有文集 二〇二一年四月

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2021.04.16 [金] レベル24
2021.04.17 [土] 『乳と卵』
2021.04.18 [日] 本棚
2021.04.19 [月] 里芋の発芽
2021.04.20 [火] ブックダーツ
2021.04.21 [水] 『グリザイアの果実』三部作をクリア
2021.04.22 [木] レベル25
2021.04.23 [金] デザート2品
2021.04.24 [土] ジムノペディ
2021.04.25 [日] うなぎの値段
2021.04.26 [月] 毒を盛る
2021.04.27 [火] 『達人伝』29巻
2021.04.28 [水] コロナの足音
2021.04.29 [木] 読書をね。いろいろと。
2021.04.30 [金] メルトスルー・メルトアウトのこと

2021.04.16 [金]
レベル24

 

 

レジスト系を揃えた方がプレイ効率がいいんだろうかと悩みはじめてます。防具の劣化はレジスト系を揃えることで防ぐことが可能なんだろうか。指輪のプロテクション2個のバフのなくなるのがきついけれど、ACが減少するたびに装備を使い捨ててる現状のほうが非効率な気がしてきました。一度検証のために装備を替えてダンジョンに潜ってみようかな。

 

 

そしてB12F、B13Fを主戦場にかえました。ベビードラゴンが出てきても力業でなんとかなります。ブレスでときどきACの削られるのが痛いので、やはりレジストでこれはなんとかなるのかなと思いつつ、まだ試してません。敵がわらわら出てくるポイントでも通路に誘導して一体ずつ倒せばそう恐いこともありません。プレイは安定しています。

2021.04.17 [土]
『乳と卵』

 

 

川上未映子さんの『乳と卵』を読みました。文春文庫刊。芥川賞受賞作です。男性が男性特有の悩みを綴ろうとしても、こんな風にならないだろうし、それは果たして誰に読まれるんだろうかと思わざるをえません。女性作家の芥川賞受賞作で印象深かったのは綿矢さんの『蹴りたい背中』でした。『きことわ』も読んだし、ほかにもいくつか読んでみたけれど、何が新しくて何をもって新しいとされるんだろうってことを思わせられました。男女平等がいわれても依然、男性優位の社会であることは変わってないのだし、自分なりの意見を持とうとしても、それが男性優位である社会が生み出した通年の影響下から脱することができないままに持たされたものにすぎないということ。だったら私ってなんなんだ、っていう処に下りて描かれた作品だと感じました。もう十年くらい前の作品なのですよね。これまで何度も読もうとして途中で読めなくなってましたが、今回はすんなり読み通せました。二日間で読み通せたので、集中できた方でした。川上さんのほかの作品も読めそうなものを探していずれ挑みたいと思います。

2021.04.18 [日]
本棚

 

 

整理もせずに入れて、取り出してを繰り返しているさなかに、こうなってますよという現状を示すような形で撮影した一枚です。ふだんいる部屋じゃなくって寝室に置いてあるからそう何度も目にするわけではありません。本棚の前にいる時間もそんなに長くありませんし。起ききれない本が上に置かれたり、さらに前にせり出してきたり、抜き取った本の空きスペースがそのままになってたり、本以外のものが詰め込まれてたり。整理しないとこんなものですね。減ることなく、増える一方なので困ったものです。それでも一冊、また一冊と買ってしまいます。膨張だけを繰り返す。まるでエントロピーみたいですね。

2021.04.19 [月]
里芋の発芽

 

 

一個だけ使いそびれていた里芋が見てみると発芽していました。こんな芽を出すんですね。初めてみました。卵を放置していたらひなが生まれたみたいな驚きがあります。売り物の卵は無精卵でしょうから、ひなが孵ることはないのでしょうけど。

どこか鳥の羽毛めいたところもありますね。あとはキウイフルーツのような。もふもふ感がどことなく癒し系ですか。

このところ小説を書けていませんね。書きたい気持ちが喉の奥から込みあげてきそうですが、それをぐっと飲みこんで書かないままでいる状態をじっと耐えることが気持ちよくなってしまってるのは、若干のMっけ気質といわざるを得ない。よくわかりませんけど。

2021.04.20 [火]
ブックダーツ

 

 

食料品売り場で見かけたので買いました。『三輪の神糸』。さっそく夜に茹でて、にゅうめんとして食べました。そうめんの味付けはどんなのがいいのでしょうね。今回はめんつゆを使いました。めんつゆはどうもめんつゆ味になってしまうので、そればかりになると飽きが来ます。自分で作る方がいいでしょうね。でもそろそろ温かいのではなくて、冷たいのが欲しい季節になるでしょうから、そうしたらもうめんつゆでいいかとなってきます。そうめんは親戚からお中元でいただくものをよく食べていたので、特に品物の良さは感じませんでした。舌が肥えてしまってるのかな。でもそれよりいいものは口にしたことがないので、それよりいいものは知りませんけど。

 

 

ブックダーツという商品を買い求めました。よく行く書店に置いてあるのに前から気づいていて、欲しいけど高いな、どうしようと買うのを迷ってました。前に魚の形をしたブックマークの商品を買いました。でもいまは使ってない。使い勝手が悪いのと、どうも使いたいという積極性がこちらの心に生じにくいアイテムなのですね。ですのでいまは部屋の片隅に放置しています。今回のブックダーツはどうでしょう。これも放置の憂き目にあうのか、それとも末永く使えるものとなるのか。調べてみると全部で三色あるみたいで、わたしはそのなかのブロンズ(金色)を買いました。三色取り混ぜて使うのが気持ちよさそうです。ほかの色のも買い足せないか検討してみます。真剣に読む本はノートに抜き書きなどしますので、外で読んでる時に印をつけて、家に帰ってきてからノートに写すという使い方ができそうです。いい買い物ができました。

2021.04.21 [水]
『グリザイアの果実』三部作をクリア

 

 

ローダンの新刊を買いました。早めに読んでいきましょう。昨日は『中島敦全集3』を読みました。「耽美派の研究」から「ノート」・「断片」を重点的に。書簡はつまみぐいでした。芸術は美を狙うものだという言葉はほんとにそうだと思います。芸術は人の心を驚かすものだというのはわたしには受け入れにくいですし、ただ新しいだけでは芸術ではないと思ってます。そこにはやはり美しさがなければ。耽美派の研究は味わい深い文章でした。

 

 

Switch版『グリザイアの果実』三部作をクリアしました。90時間以上掛かりましたけど。アドベンチャーゲームはファミ通のレビューでたまたま見かけたPULLTOPの『この大空に、翼をひろげて』が気になって遊んだのがはじめてでした。グリザイアは一作目の果実がアワードで大賞でしたが、二作目は『この大空に、~』と大賞を争ったと知って、なるほど、だからこそ両方ともシナリオが良かったんだなと理解しました。そしてグリザイア三作目もまた大賞を獲ったとのことで評価も十分の作品なのですね。ADVはシナリオ重視で選んでるところがあって、ほかに『ひぐらしのなく頃に 粋』や『id』などが途中になってます。それも進めていきたいですけど、グリザイアを終えた次としては、おなじくSwitchでも販売されはじめた『ISLAND』をいずれ遊びたいと思ってます。

 

 

間を置かずに連続して敵を倒すと、アイテムドロップ率等が上昇するランクがアップします。Sランクになったのは初めての経験で、通常戦闘音楽からBGMが特殊なものに変化して、ときおり☆マークも飛び交います。テンションがあがりました。動画では攻撃をけっこうスカってますね。焦ってはいけません。もっと効率よく立ち回れるといいのですけど。

クロスコード。アイテム集めをしてトレードして強い武器防具を揃えていくのが面白そうです。はじめは画面映えしないゲームだと思ってましたし、全体にマップがごちゃごちゃしてわかりにくいなと思ってましたが、そろそろ目が慣れてきました。ここはどうすれば到達できるんだ? というところにアイテムが置かれてあったりして、作中にも示されるようにパルクールを楽しむ要素もあるみたいです。謎解きが随所に仕掛けられてるイメージです。

まだ6時間が過ぎたところです。はじめの秋っぽいマップが一応終わりました。隠し要素等、まだぜんぜんコンプリートには遠いのですけど、つぎのマップは冬っぽいところで雪山になってます。敵がまだまだ固いし痛いので、装備の充実とプレイヤースキルの上昇を狙わねばなりません。しばらく重点的に遊ぶ予定です。

2021.04.22 [木]
レベル25

 

 

朝ごはんをいただきました。今回の山芋は皮膚につくと痒みを覚えるみたいで、そういうのは個体差があるのでしょうか。十分に太いものを選ぶと痒みはほとんど感じないようなのですが。

 

 

レベル25もそろそろ卒業できそうです。この画面からすこし進んで、AU(お金)も60,000を超えました。そろそろお金の使い道がなくなってきました。街に戻っても普段遣いのアイテムを揃えて、武器防具のいいのを探して、でも使っても1,000~2,000AUくらいのもの。一度の探索で10,000AU近くお金が貯まるから、どんどん増えてく一方です。まあ、ダンジョン内で敵にお金を盗まれて一割ほど持ってかれることがあるから、どっちもどっちですけどね。

2021.04.23 [金]
デザート2品

友人と一緒にケーキ屋さんに買いに行きました。

 

 

一枚目は、ローズ、ライチ、フランボワーズの風味でした。この3種は、ピエールエルメのお菓子、イスパハンと同じ構成ですね。味もよく似た物でした。ムース生地がふわふわで美味しかったです。

二枚目は中にざらめなのかな、砂糖のカタマリがまぶされてあって、食感もよかったし、どちらかというと二枚目のほうが好きな味でした。

わたしが一枚目の、友人が二枚目のを頼んだのですが、一枚目は食べたことのある味に似ていたので驚きは少なかった。もし次に行く機会があれば違ったものを頼んでみたいです。ほかにも気になるのがいくつかありましたし。

2021.04.24 [土]
ジムノペディ

 

 

ずっとPCに入れたいと思っていたジムノペディがすでに入っていたことに改めて気づきました。登録されてる名前がちがったからわからなかったのです。これはわたしがまだ十九歳のときに買ったものです。前世紀ですよ。クラシック音楽に関心があるけど、どんなものを聴けばいいかわからないというわたしに、当時の友人が選んでくれた一枚でした。クラシック音楽のアルバムは数えるほどしか持ってませんが、好きになったアルバムの一枚です。ほかにはくるみ割り人形とかモーツァルトの交響曲とか、いくつもの楽器の音色の重ねられたものを好むわたしが、どうしてジムノペディを好きになったのか。やっぱりはじめて経験したからこそのブーストが効いていたのかなと思うわけでした。

2021.04.25 [日]
うなぎの値段

 

 

『グリザイアの果実』の次のターゲットは、『ISLAND』でした。Switch版、vita版、PS4版などあるようで、わたしはPS4版を選ぶことにしました。Amazonでだいたいの値段を見て、これにしようと決めました。PS4版であればvitaでリモートプレイもできますし、もとから家の外でゲームをすることはめったにないから、Switch版である必要はなく。値段で決めました。定価の半額程度で入手できます。でも中古で買うとソフトを作った会社にお金が入らないのですよね。それが心苦しくもあり、しかし自分の懐の痛むのも恐ろしくあり。背に腹は代えられませんでした。誰に対してか知らないけれど、ごめんなさい。

 

 

春の土用が過ぎて、うなぎがふだんより200円位程度安くなっていたので、できるだけ太いのを選ぼうとしました。でも選んだのは、賞味期限? 消費期限が新しいものだったらしくて、一律で同じ値段ではなかったようなのです。結局、セルフレジを通して家に帰ってきてから値札を見たら、ふだんの値段より100円高いものでした。よくいわれます。わたしの目は節穴だと。ほんとそうですね。見ているようでまったく見ていない。見えていない。わたしの目は景色が素通りするようです。

ひさしぶりのうなぎ。ごはん、たくさん食べてしまいました。日本酒を飲んでいたので、眠くもなって、昨夜は寝て起きて寝て起きての連続でした。何といってほとんど何もできませんでした。

でも短編の導入部をすこしだけ書くことができたので、まったくの停滞というわけではありません。

2021.04.26 [月]
毒を盛る

かつての大河ドラマ『独眼竜政宗』を視ています。第二十二話では、政宗が母・お東の方に毒を盛られるシーンがありました。岩下志麻さんの演技が真に迫っていて、まさしく見どころといった具合でした。家で、外で、子供の頃から、毎食毎食、さほどの疑念を抱くこともなく、お腹を満たしてきたわけです。しかしかりにどこかの一回に、不届き者が好ましからざるものを食事の中に入れていたとすれば、自分はこの世にいなかったかもしれない。世の中には人の手料理を食べられない人がいますね。あるいは、外食文化を理解できないという人もいます。そんな人でも家庭で母のつくった料理を食べたことがない人はほとんどいないかと思うわけです。母が居なくては、あるいは父、あるいはほかの家族・親類が腹を満たすためのメニューを用意してくれていたはずです。もし自分の口にするものに毒が盛られていたなら――。来歴不明瞭なものが混じていると感じて、物を口にするのが恐くなった時期がわたしにはありました。甘い味付けが気持ち悪くなったこともありました。しかしそれはそれ。独眼竜政宗のなかで、母に毒を盛られる政宗の驚嘆はいかほどものものであったか。あのシーンの渡辺謙さんの演技も見事でした。目を見開いた時の演技は格別ですね。面白かったけど、ちょっと恐かった。

2021.04.27 [火]
『達人伝』29巻

 

 

『達人伝』29巻が届きました。言わずと知れた『蒼天航路』の作者、王欣太さんの新刊です。蒼天航路のときと異なるのは、自明といってもいいほどの三国志の世界とちがって、史記の時代はわたしには不分明なところが多く、いまどのあたりの時代を読んでいるのかよくわからないという点があげられます。虚実の入り混じったストーリーで、荘丹たち、主人公格三人が、巨魁秦との戦いにいかに自分の道を見出していくのか、果てのない旅路の途中を見ているような感覚が、この29巻を読んでいる最中に渦巻いてました。

30巻は8月に刊行の予定だそうです。長いですね。しかしストーリーはさほど進んでいない印象があって、蒼天航路一作がある作者には、書きたいように書いていただくのが一番だと思っているところがあります。どんな展開が待っていてもいいし、進みゆきがゆっくりであっても別に構いません。出てきたものを一ページずつ素直に読めればいいなと思う限りです。しかしコンビニも雑誌『アクション』はまったく見ることがなくなりました。まるで都市伝説のようです。

 

 

PSPで遊んだことのある『ティル・ナ・ノーグⅢ』を今回、VitaでDLしました。VitaTVでテレビに映し出して遊んでみると、PSP画質が際立ちますね。荒いドット。でもPC98版で遊んでいた無印やⅡと同じように、シナリオジェネレーターがあって、仲間は冒険のたびに変化していくし、ほぼ無限といっていいほどに無数の世界が形作られます。パソコンの無印やⅡのフォントが好きだったので、その点ではⅢは物足りない。レベル上げをして、装備を整えて、順にダンジョンを攻略するのは、自由度があってもほぼ一本道にちかい選択肢の狭さがきわだっていて、やはりやらされてる感がつきまとうのは仕方がないですね。いまだと自由度の高さを誇るゲームが無数にあるわけですから。遊んでいると、ときどき指示を出すオートバトルに、英雄伝説Ⅲ~Ⅴを遊んでいるときの感覚に似たものを感じました。ガガーブトリロジー。懐かしいね。空の軌跡三部作はPSP版で持ってますけど、三作目は未クリアなのですよね。PSPは遊びたいけど、もうハード自体が古い印象があるのと、UMDがぐるぐる回るのがなんか壊れそうで遊んでて恐い。デジタルデータで遊べる方が安心感があるのですよね。しばらくはVitaTVとVita実機で遊ぼうと思います。

2021.04.28 [水]
コロナの足音

働いてるところで、ほかに仕事を持ってる方がいらして、その職場にコロナの患者が出たそうです。大事を取って一緒に働いてる人もきょうは休みをとられました。コロナの足音が聞こえてきた、とでもいうところですが、わたしはさっさと罹れば、さっさと治るだろうし、罹るならかかってしまっても構わないくらいの気構えでいるけど、家族はそうはいかないですしね。もし自分を経由してうつしてしまって、なにかあってはそのことがずっと棘として心にささったままになりそうですし。

明日からゴールデンウイークが始まるのに難儀なことです。もしその人が検査で陽性だったなら、一緒に働いてるわたしたちもPCR検査を受けることになるのかな。そうならないことを願っておこう。

2021.04.29 [木]
読書をね。いろいろと。

 

 

KALDIのセールを見かけたので、買いました。素焼きアーモンド。

お酒を飲むときのおつまみにちょうどいいのです。一袋をだいたい一月くらいで食べきるのですが、さいきんはちょっとペースが速まって、三週間ちょっとくらいで無くなってしまいます。セールかセールでないかで300円くらいちがうので、買えるときに買っておいた方がいいかなって。ひんぱんにセールをしてくださるので、そう買いためる必要もないのですが、大事を取りたくなるのはわたしが心配性だからということがあります。開けたては、さくさくした歯ごたえがあって噛んでいて軽快な気分になります。でも袋も終わりの方になるといくらチャック式とはいえ、湿ってくるのかぽそぽそという食感に変化します。いつも開けたての美味しさを求めるなら小袋を求めるべきですが、そういうので満足の行くのが見つからないから、いつもKALDIの商品になるという。でも一袋で千円超えるんですよね。お酒に比べれば安いものですが。

 

*

 

このところ読書時間が少なかったので、集中的に取ることにしました。まずは宇宙英雄ローダン・シリーズの639巻『エルファード人の野望』をあいだに睡眠時間をはさんで、一冊まるまる読みました。銀河帝国興亡史みたいな、ある星系の、ある種族の歴史が語られました。そのあと、生命のゲームというイベントに向けての前段階のあれこれが語られる具合で。640巻をお楽しみに、といわれてる感覚を覚えました。640巻はすでに本日発売されているので、書店で見つけ次第買うことにします。

 

 

つぎは何を読もうかと本棚の前に行ったときに、はじめはエルリックにしようかと思いました。でもムアコックの作品はずいぶん奥の方にしまってあるので、出すのも億劫に感じられ、そのかわりにランドオーヴァーの1巻を手にしました。丁寧な描写が示されてある箇所を数ページ読みました。悪くない。ぜんぜん悪くない。読んでいて心地いいのは自分の文章の源流がちゃんとそこにあるからでしょう。ひらがなと漢字の配分が見ていて心地いい。井辻さんの訳文にならされてきたんだなといまさらに思います。

 

さて。そのあとに二冊を準備しました。堀江敏幸さんの『めぐらし屋』(新潮文庫)とドストエフスキーの『作家の日記2』(ちくま学芸文庫)です。

 

 

作家の日記のはじめの章を読んでから、堀江さんの本をつづきから読みました。堀江さんのほうは最初の50ぺーじくらいはあらかじめ読んであったのです。いつもどおりの堀江さんの文章よいですね。きょう、ちょうど書店で川上さんの文庫新刊を手にして、その文章を観てみましたが、堀江さんの文章を読んだ後に、川上さんの文章を読んでもそう違和感を覚えることなく、リニアに移れそうに思えました。作家の日記は『1』の終りから続いているような議題で話がはじまりました。そのときどきの作家の想いが籠っているのが読んでいてわかります。面白い読み物です。現代でいうところのきっちり書かれているテキスト主体のブログ文化っぽいなと思うわけでした。いまはブログは下火で、むしろ動画配信のほうに動向が移ってるようですが、文字文化が生んだひとつの形式という感じがします。時事放談というのともちょっとちがって、いい具合にエッセーと混じってるようです。

順次読んでいきます。

2021.04.30 [金]
メルトスルー・メルトアウトのこと

 

午前8時から10時に配信されている『虎ノ門ニュース』を夕方に見ました。武田邦彦さんが解説される「虎ノ門サイエンス」のコーナーで、今週は原発事故が扱われました。わたしはメルトスルーは起こっているという当初の予想を受け止めていて、メルトアウトしているのではないかという点については、どうなんだろう、本当なんだろうか、とわからないという状態で考えを停めていました。今回は核燃料がいまどういった状態にあるのか、また、原発関連の情報に虚実が複雑に絡み合う原因について武田さんの口から語られました。それなりにまとまったことが示された部分をスクショして掲載しておきます。虎の門ニュースは一定期間で配信が終了するので、備忘録として置いておきたい気持ちがあるからです。(ちなみに2011年の震災後の原発関連の社説や新聞記事もいまだに取り置いているので、後日の自分なりの検証のための材料を残していくかたちです。いいわけ終了――。)

 

 

 

地震の揺れで格納容器にひびが入って、そこから地下水が入り込み、汚染水が生み出されている可能性が高いということ。メルトアウトしているとしたらどうも計算が合わない点が、専門家なりの観方だなと思いました。嘘の生まれる構図はどの社会、どの企業、どの組織にもあてはまる、日本では随所に見出されるお話だなと思ったのでした。実りの多い視聴時間でした。視られてよかった。

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Author : sougen

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