TangleDeep 01

2022.07.05
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地上へと続く唯一の道、それは広大で危険な迷宮
クラシックスタイルなダンジョン探索ローグライク

『Tangledeep』は、どこか懐かしさを感じるような16ビットスタイルのターン制ローグライクダンジョンRPG。
何百年もの間、人々は難を逃れるため地下で暮らしていた。
もはや地上の世界の記憶をなくし、地下の村に閉じ込められた生活を続ける人々。
ある日ひとりの少女が、地上の世界にある真実を探す旅に出る。(Nintendoストアページより抜粋)

シャラの物語がアンロック。そして1stキャラ断念。

 

『TangleDeep』のゲームジャンルはローグライク。トルネコやシレンなど『不思議のダンジョン』シリーズとも共通する部分の多いゲームです。本来のローグライクゲームのように、HPが0になったときにキャラをロストする硬派モードもあり、それより若干緩和された英雄モード、またわずかのペナルティを支払って復活することができる冒険モードも用意され、ゲームを始める前に選択することが可能です。わたしはぬるゲーマーなので(当然ながら)一番簡単なモードを選んでます。

ソフトは二年前、Switch本体を買ってすぐに入手しました。それからゆっくり進めてましたが、途中何か月も遊ばない時期がありまして、昨日再開したときも前回プレイからずいぶん間が空いてました。わたしの悪い癖ですけど、進行中に打倒困難な敵が立ちはだかると、そこでコントローラーを置いて中断してしまうのですよね。戦略を練って、持てる力を駆使して、なんとしても攻略してやるという気概がどうしても持てない。いまはダメだな、時が来てない、なんて心の中で呟いて中断してしまう。そうして二か月・三か月と過ぎていくのです。

昨日再開したのは思い付きで、時間を置けばどうにかなる問題ではないにせよ、前回痛い目を見た傷が癒えて、まっさらな気持ちでもう一度「盗賊の牙城12F」のデーモンスピリットに挑戦。ポータルを開いて何度も拠点との往復を繰り返しつつ、分裂する敵を一体ずつ屠っていきます。敵の攻撃によってこちらのHPががりがり削られるため、数回殴っては帰り、数回殴っては帰りを繰り返し、徐々に敵の数が減少。やっと全滅させることができました。

 

 

これまでになんどかまみえた鳥の公爵。かれの後を追わねばならない。牙城を出ると、そこに女大将(?)の姿が。

 


 

イベントかなと思って話しかけると、シャラの物語がアンロックします。プレイアブルキャラだったのですね。今後、別のモードでこのTangleDeepの世界を楽しむことができるようです。

拠点に戻って住人にシャラのことを訊ねてみると、彼女の辿った人生がハードモードだったことが判明します。周囲に打ち解けることのなかった幼少期の彼女は、村の人たちの手によって危険な森におきざりにされました。タングルディープこそ彼女にとってふさわしい場所だと、住民たちはおのおの自身に言い聞かせてきたのだと。ひどい話だ。それからのシャラの歩んだ困難な道を思うとわたしの気持ちは一気に彼女に傾きました。

いままでのモードのつづきも気になるけど、アンロックしたばかりのシャラのゲームモードを体験したくて新規セーブデータでニューゲームを開始します。

 



 

シャラのモードの回復の泉は、小瓶のストックが増えるのではなくて、触れた時点でHPが少量回復する。拠点の概念がないからポータルを開いても拠点には戻れない。貯めたJPは各能力値をあげるために使用する。経験値の概念はなく、能力値を上昇させることによって付帯的にレベルも上昇する。スキル習得のタイミングも前のキャラとは異なっているし、習得可能なスキルもランダムの候補の中からの選択制になる。ざっと説明を見る限り、シャラのゲームモードのほうがよりローグライクゲームとしてシビアな戦いを体験することができそうです。

シャラサイドのゲーム。どんなゲームでもそうであるように、やはり最初はとんとん拍子に階層を進むことができます。少し先で、鳥公爵とのファーストコンタクトが叶いました。そしてシャラと鳥の利害が一致します。これは鳥と組んだシャラが悪いという話には片付かない。ミライとシャラ。二人の女の子のスタンスの違いがくっきりわかれる展開でした。

とりあえずシャラの物語はのちのち進めるとして、また前のキャラに戻ります。

しかし石切りの講堂(12F)を進んでみますがどうにも敵が手ごわい。道中にあったパンドラの箱を考えなしに開けてしまって、敵はさらに一段階強くなってしまいました。苦戦しながら敵を一体倒しても、入手XP・JP・Gはほぼ一桁。これでHPがなくなれば回復のためのNPCのGの要求額はどんどん高くなっていく。割に合わない……。悩みましたが、いったんキャラを作り直すことにしました。

 

 

パッチ1.5.0が導入され、同一セーブスロット内では銀行のなかのアイテムやお金・ゲームの進行度などが引き継がれるとあったので、その機能を利用することにしました。現在の装備を銀行に預けて新キャラに引き継ぎました。お金もちゃんと16,000Gほど預けてありますし、当分はこれでやりくりできます。

 


 

前回学んだ教訓として、今回はパンドラの箱を一切開けないことにします。はたして、どこまで進めるのか。まずは、前回キャラの最終到達地点――石切りの講堂(12F)の突破を目指します。

 

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